しじみとウコンを摂取
“二日酔いにはしじみ・オルニチン“というのが庶民の間で定着しつつありますが、実はしじみ以外でオルニチンによく似た機能を持つ植物があるのです。
日本ではターメリックもしくはウコンという名称で知られている香辛料の原料となるものです。
一時“ウコン”を主成分とする健康食品が評判となりましたが、カレー粉にもよく使われています。
あの独特のスパイス風味やカレーの黄色味はウコンによるものです。
ウコンの特徴を簡単に言えば肝臓強化と美肌効果に優れている他、生活習慣病・ガン・アレルギー諸症状・関節諸症状・感染症・うつ・筋肉疲労・骨粗鬆症といった各症状にも有効に働く天然由来の健康食品です。
民間療法で馴染み深い植物であり人々の健康を守ってきました。
当然ながら二日酔いにも効果的である事はいうまでもありません。
しじみとウコンとを比較してどちらがオススメかと言えば、症状にもよるので一概には言えないのですが、少なくとも二日酔いからくる不快感をなんとかしたいのであれば、どちらも同様の効果を得る事ができますので両方をオススメします。
両方を混合させれば、さらに疲労回復やアンモニア分解を促進させる効果を期待できます。
実際に牡蠣から採取したウコンとしじみエキスとを混合させたサプリメントも市販されているので探してみてください。
ただし、しじみは現時点ではまだ副作用の問題が浮上していないのに対して、ウコンは過剰摂取による死亡事故が過去に発生しています。
適量を守っている分には安全かつパワフルに肝臓を守ってくれますが、ウコン特有の代謝システムは弱っている肝臓には大変刺激的ですので要注意です。
サプリメントに使用されているのは秋ウコンという品種です。
ウコンに含まれているクルクミンという成分は鉄分を豊富に含んでいるので、冷え性の人や貧血症という人にも効果的で良いのですが、鉄分が肝臓に蓄積されていくと重篤な肝臓悪化を招きかねません。
使用説明書にのっとって正しい使用法で活用しましょう。