臓器の中で肝臓は最も働き者です。
年中無休で黙って働き続けてくれているおかげで、“きれいな血液“で”エネルギーを体内に備蓄“しながら”元気に毎日を過ごす“事ができています。
消化を助ける胆汁も肝臓で生成されますから、自然治癒も自然な形で行う事ができています。
仮に調子を崩してしまって十分な働きをしなくなったとしても、驚異の快復力で復活してくれるので、よほどの事がない限りは肝臓の恩恵を永久に失ってしまう事はありません。
肝臓はまさに臓器の中の臓器、スーパースターなのです。

しかしさすがのスーパーマンも自力で修復できなくなる事態に陥ってしまう事があります。
暴飲暴食による過労およびオーバーワークとも言える有害物質の体内への侵入です。
肝臓は良いにつけ悪いにつけ体内に取り込まれた栄養成分をすべて受け入れては、体が最も欲している別の栄養成分に作り替えて再び各臓器に送り出すという代謝システムや、ブドウ糖をエネルギーに変えては必要に応じて提供するという微調整作用など、人間が人間らしい健やかな生活を送るための重要な役割を果たしていますが、その時点でかなりの負担を自らにかけているのですから、疲労も当然ながら蓄積されていきます。
いつまでも肝臓には元気になって欲しいので、しじみを通して補給されるオルニチンは一生懸命サポートをするのです。

特にアンモニア解毒作用というオルニチンならではの機能があるため、アンモニアによって引き起こされる様々な健康トラブルからも守られています。
こうした優れた作用が、しじみを食べるだけで体感できるのですから、今日から早速に食卓にしじみをあげておかなければと思えてきます。
もちろん肝臓が受けるダメージは他の事でも引き起こされますから、しじみだけを食べているだけで万事解決というわけではありませんが、まずはできるところから健康に留意した生活をスタートしてみるのは無駄にはなりません。
また、しじみと相性の良い食べ物を摂取すればより効果的でしょう。
できる限り規則正しい食生活を心がける事から始めてみませんか。