疲労回復

しじみの他にオルニチンを含む食品

近年話題沸騰中のしじみは、疲労回復や肝臓強化などサラリーウーマン泣かせの栄養素をふんだんに含んでいる究極の健康食品です。
そして切っても切れない関係にあるのがオルニチンであり、今や大人気商品となっています。
“しじみを食べていれば二日酔いにならない“という事ではありませんので誤解なきようお願いします。
アンモニア分解機能に優れている副産物として、アルコール分解もしてくれるような印象を受けますが、二日酔い予防というよりも肝臓を元気にしてくれる食品なのです。

しばし過剰期待しすぎて誤った情報が流れてしまう事がおきます。
オルニチンにはアルコール分解機能はありません。
肝臓機能を強化し体内浄化をもしてくれますから、朝にしじみ汁をすすっただけで気分爽快にしてくれる体験をします。
それはけしてアルコールが飛んだという事ではありません。

ではオルニチンはしじみでなければ摂取できないのかというと、けしてそのような事はありません。
最も豊富に含んでいるのはしじみですが、様々な食材にオルニチンが含まれています。
例としてはエノキダケやしめじおよびだだ茶豆などをあげる事ができます。

エノキダケやしめじはお酒のつまみとしてなじみ深い食材であり、冬のお鍋にも欠かせない食材でもあります。
だだ茶豆というのは滅多にみかないのでなじみ薄い食材ですが、江戸時代から食べられていた山形の特産品です。
枝豆の一種で茶色いさやに入っており甘みや風味豊かな食材です。

他にはマグロやヒラメなどの魚類、チーズ、食パン、牛乳などをあげる事ができます。
しめじ以外では、いずれもしじみと比較にならないほどの少量ですので、やはり豊富にオルニチンを食したいのであればしじみもしくはしめじがオススメです。
ちなみにしめじはしじみを大幅に超えるほどの大量なオルニチンを含んでいるので、お汁にしじみとしめじとをトッピングすれば最強の健康食品となります。
これだけを食べていれば健康を維持できるというものではなく、規則正しい生活や軽い運動を組み合わせた生活習慣も重要です。