しじみに含まれるオルニチンとは?
しじみに豊富に含まれているオルニチンは他の食材からも摂る事ができます。
魚介類・パン・チーズなど多種多様な食材に含まれているので、摂取するのに困るという事はありません。
しかしたくさん摂りたいならしじみが一番です。
何せパンの20倍、マグロの10倍といいますから。
しじみ料理はお味噌汁以外にも佃煮や煮物といったものもありますから、とても身近な食材である事がわかります。
オルニチンはアミノ酸が豊富に含まれており、実はしじみ独特の旨みや効果もアミノ酸に由来しているのです。
アミノ酸は体内に取り込まれるとタンパク質に変わるものと変わらないものとがあります。
すなわちすべてがタンパク質に変わるわけではなく、タンパク質にならなかったアミノ酸は別個の作用を持つようになります。
多くは肝臓に運ばれて肝臓機能を強力にサポートするようになります。
タンパク質はもともと人間の体に備わっている物質ですので、オルニチンも必然的に体内で生成されます。
なぜオルニチンが体内に増える事で肝臓が元気になるかといいますと、オルニチンの主要機能の一つは成長ホルモンの活性化なのですが、様々な機能を持った成長ホルモンが特定の臓器を刺激して活性化させるので、その恩恵に与っている肝臓が元気になるのです。
こうした作用はオルニチン特有の代謝システムによって引き起こされていきます。
特有の代謝システムを持ったオルニチンはタンパク質になれなかったアミノ酸たちなのです。
肝臓に血流に乗って運ばれてくると、アンモニア解毒および血中アルコール濃度の低下という機能を持つようになります。
それに付随して疲労感や倦怠感からの回復・新陳代謝促進というように肝臓の働きを強力にサポートするようになります。
肝臓はもともと血液浄化という機能を持っていますが、年中無休で超多忙に動いている分だけ肝臓自体の疲労もたまっていきます。
加齢と共に肝臓の働きが衰えてくるので疲労感や倦怠感から回復しづらくなってきます。
できる限り肝臓に長く元気に働いてもらうためにもオルニチンは絶対必要なのです。
たかがしじみされどしじみです。
みなさんもしじみで健康生活始めてみませんか。